鹿児島県大塚大輔副知事（左）、サーキュラーパーク九州株式会社春木優代表取締役（中央左）、

サーキュラーパーク九州株式会社中䑓澄之代表取締役（中央右）、田中良二薩摩川内市長（右）

サーキュラーパーク九州株式会社は、川内（火力）発電所跡地において、九州電力株式会社と廃棄物のリサイクルや有効活用の技術・実績を持つ株式会社ナカダイホールディングスが、循環経済の実現に取り組むため、令和５年７月26日に設立した新会社です。

同社では、令和６年４月から、薩摩川内市内外の企業や地域から廃棄物を収集、分別、加工し、金属リサイクル素材、プラスチックリサイクル素材、燃料素材等に再資源化を行うなど、再生素材製造等の事業に取り組んでいくこととしております。

また、サーキュラーパーク九州では、一定の区域で製品の製造から廃棄までに関わる様々な事業者が連携することにより、生産工程や流通過程において発生する廃棄物から在庫処分品までを、高度なレベルで総合的に廃棄物量の削減、リサイクル化、脱炭素化を行うことを目的にしており、今回の事業はその中の中核を担うこととなります。

今回の計画では、薩摩川内市港町地内の川内（火力）発電所跡地に、廃棄物のリサイクルや再資源化を行うためのテントハウス３棟、合計で２６５０㎡を新設する計画となっており、操業開始は令和６年４月を予定しています。

新設する施設では循環経済という面だけでなく、最大32名の新規雇用も計画されており、地域産業の高度化や雇用の維持・創出にも大きく貢献するものです。