京セラ株式会社は、昭和３４年４月、京都市中京区において、資本金３００万円のファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミック株式会社」を設立され、昭和５７年１０月に社名を現在の「京セラ株式会社」に変更した。

同社鹿児島川内工場は、昭和４４年７月に操業を開始。主に、ファインセラミック部品、半導体部品などの製造を行っており、同社の国内最大規模の工場として、また薩摩川内市最大の企業として、地域産業の振興に大きく貢献している。

今回の工場増設は、半導体部品関連事業の増強を図ることで、生産活動を更に拡大するために計画されたものである。

同社は、地域に密着した企業経営を掲げており、今回の設備投資が地域産業の高度化や雇用の維持・創出にさらに大きく貢献するものと期待される。