九州樹脂工業株式会社
【丁寧に説明をしてくれる富田課長】
【社屋全景】
【ペレットのサンプル】
【今後の展望を語る富田さん】
「薩摩川内市の地域に根差し、循環型社会に挑戦する企業がありました」
「VOICE 企業の声」No.2 九州樹脂工業株式会社
今回、「九州樹脂工業株式会社」の富田守営業課長にお答えいただきました。
1、会社の概要を教えてください。
九州樹脂工業株式会社は、令和元年7月にプラスチック再生メーカーとして設立されました。同年12月に薩摩川内市と工場新設の立地協定を締結し、現在に至っております。
当社は、プラスチックのリサイクルをとおして、循環型社会の形成に貢献したいと考え、日々業務に取り組んでいる会社です。
2、製品の紹介をお願いします。
当社は、工場からの廃棄物や製造ロス品のほか、レジ袋や梱包用のヒモなど、プラスチック包装資材全般を原料に、これを融解し、ペレットを製造しています。当社で製造するペレットは、ケーブルの外皮やゴミ袋、家電の部品などの新たなプラスチック製品として、国内メーカーはもちろん、海外メーカーでも利用されています。
3、薩摩川内市に進出を決めた理由を教えてください。
薩摩川内市が推進する「川内港長期構想」がきっかけです。当社は、昨今の廃プラスチック問題を契機として、プラスチックの国内処理と、ペレットの販売や輸出をしたいと考えていました。そんな時に、原料の輸送コストや立地的魅力もあり、条件の合う薩摩川内市に進出を決めました。
4、薩摩川内市のワンストップサービス(詳細はこちら)を利用されてどうでしたか?
立地協定締結まではもちろん、それ以降も薩摩川内市の協力が得られて、非常に助かるサービスでした。当社は機械設備を稼働させるのに多くの電力を使用しますが、それに際し、電力会社との橋渡しをしていただいたり、ネット環境が脆弱だったことから、インターネット光回線の開通にご尽力いただいたりしたこともあります。
また、薩摩川内市との立地協定を結んだことで、多くの方から興味を持っていただき、お客様のお問い合わせから実際の取引に繋がったこともありました。
5、今後の展望を教えてください。
今後のビジョンとしては、プラスチック再生メーカーとして、薩摩川内市の家庭系一般廃棄物(ゴミ袋やプラスチック製品)などから、リサイクル原料を製造し、薩摩川内市の完全リサイクルモデル都市創造に協力していきたいと考えています。
6、薩摩川内市に立地を考える企業へのメッセージをお願いします。
薩摩川内市には、地域的利便性があります。新幹線や港、電力などのインフラも整備されており、水産資源も豊富です。また、行政の多方面からのバックアップもありますので、企業立地に良い条件が揃っています。一緒に薩摩川内市を盛り上げていきましょう。
以上、今回は「九州樹脂工業株式会社」からの声を紹介いたしました。
ありがとうございました。
企業概要
社名 九州樹脂工業株式会社
所在地 薩摩川内市久見崎町965番地2
業務 プラスチック原料の有価物取引、再生プラスチックの製造・販売
入会・お問い合わせ窓口
薩摩川内市 経済シティセールス部 産業戦略課
〒895-8650 鹿児島県薩摩川内市神田町3番22号TEL: 0996-23-5111(代表) / FAX: 0996-20-5570
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