吉野木材有限会社と立地協定を締結いたしました
▲写真左より 牟田神 圭介 鹿児島県商工労働水産部次長、吉野 又夫 代表取締役、岩切 秀雄 薩摩川内市長
吉野木材有限会社と本市は、同社工場の新設計画に伴い、平成26年8月19日(火)、県の立ち会いのもと立地協定を締結いたしました。
吉野木材有限会社は、昭和36年に阿久根市において操業を開始し、主に立木(樹木)を伐採して素材(丸太)に加工するなどの素材生産及び木材チップ製造を行っています。
同社は、創業以来、薩摩川内市をはじめとする北薩地域の民有林を中心に素材生産活動を行っており、年間約5千m3の素を生産をおこなうとともに、生産した素材の殆どを、同社と取引関係にある中越パルプ工業株式会社川内工場(薩摩川内市)へ製紙用パルプの原料として出荷しています。
今回の木材チップ工場の新設は、中越パルプ工業株式会社川内工場が整備する木質バイオマス発電施設(平成27年秋開始予定)の燃料として必要な木材チップを安定的に供給する体制を構築するために計画されたものであり、薩摩川内市への立地については、今後の増産も視野に、森林資源が豊富で、未利用材の有効活用など地元での原料調達が期待でき、木材チップの納入先である中越パルプ工業株式会社川内工場へのアクセスも容易なことから決定されたものです。
今回の工場新設により、地域における新たな就業の場の創出、地域振興はもとより、森林資源利用の推進による地域経済の浮揚発展に大きく貢献するものと期待されています。
立地協定締結日
平成26年8月19日火曜日)
吉野木材の概要
⑴所在地:阿久根市赤瀬川2147
⑵設立:昭和36年
⑶代表者:代表取締役 吉野 又夫
⑷資本金:300万円
⑸年商:2億5千万円
⑹従業員:7名
⑺業種:素材生産及びチップ製造
新設工場の概要
⑴工場名:吉野木材有限会社川内事業所
⑵所在地:薩摩川内市港町6122番地85外
⑶用地面積:3,000㎡
⑷延床面積:422.89㎡
⑸建物構造:鉄骨造
⑹新規雇用者:5名(予定)
⑺投資予定額:約1億円
⑻操業予定:平成27年8月
⑼事業内容:素材生産及びチップ製造
⑽生産計画:約1億3,300万円/年
入会・お問い合わせ窓口
薩摩川内市 経済シティセールス部 産業戦略課
〒895-8650 鹿児島県薩摩川内市神田町3番22号TEL: 0996-23-5111(代表) / FAX: 0996-20-5570
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